プロジェクター投影のスクリーンを撮影する際の横帯ノイズ対策~動画撮影覚書き~

時々、お小遣い的な仕事で知人のセミナーの映像を撮影したりするのですが、私が普段使っているカメラはSONY の NEX-VG20でして、決してセミナー向きではなかったりします。
ですが、予算的にもセミナー向きのカメラを用意する余裕はないので、VG20で済ませてしまっています。(セミナー撮影をメインにされている方には怒られるとは思いますが…(苦笑))

シャッタースピード60 or 100でもダメならオートにする

んで、おそらくローリングシャッターの関係か、プロジェクター投影のスクリーンを撮影すると、かなりの確率で横帯ノイズ(正式名称は知りません(笑))が一定間隔で、エレベーターが動く感じで上下してしまいます。

基本、関東で仕事をしているので、室内での撮影の場合、フリッカー対策でシャッタースピードを100に固定して撮影するのが定石ですが(関西の場合は60)、プロジェクターを使うときは、シャッタースピードが100で固定だと、この横帯ノイズが出てしまうことがかなり多いです。

そこで、対策として、シャッタースピードをオートにすると、かなりの確率で横帯ノイズが消えます。それでも消えない場合は、明るさもオートにすると消える場合があります。
ただ、このせいでフリッカーが目立ってしまう場合は、なんとかシャッタースピードを調整して、撮影に臨むしかありません。(経験的に50以下だと、横帯ノイズもかなり軽減できると思います。)

ただし、この横帯ノイズ対策には条件があって、60i/60P での撮影のみ効果ありで、24Pだと基本的に効果ありません。
やっぱり素直に、せめてNX5Jあたりを使う方が良いのかな…。
※ちなみに、業者に任せずに自社でセミナー動画を撮影する場合は、正直なところ、少し予算が許すならHDR-CX720V 、少しでもコストを抑えたいならHDR-CX590Vに、三脚はDST-43で十分だと思います。(三脚はもうちょっと軽くてもいいかもしれませんが、コスパ的にDST-43かな)

参考サイト:
映像がちらつく“フリッカー”の防ぎ方

本日掲載の機材: